初めてのオーダースーツ

オーダースーツの仕上がりまで1ヶ月ほど必要とします。

また仕事等の都合で受け取りに来れないケースもございます。スケジュールをしっかり確認してお電話等でご相談ください。ACCENT松山店では配送も可能です。

入社前の新入社員の方に多いのですが、勢いでついつい派手な生地を選びがちです。「社内規則を見ましたか？」とお聞きするのですが見ていない方がほとんど。

私も新入社員時、4つボタンのスーツで出社して先輩に怒られた経験があります。

インターン等で会社の雰囲気を探り、規則があれば規則に従った生地を選ぶようにしましょう。

意外と多いトラブルですのでご注意ください。

初めてご来店頂いたお客様。私も「はじめまして」です。

トークの中で好みやニーズを掘り出して「こういったスーツがお客様には必要ですね！」と最適解を見つけるのが私の仕事。ですから、できるだけ多くのお客様情報をインプットしたいのです。

今では少なくなりましたが「ソフトスーツ」という型が1990年前後に流行りました。今でもそのゆったりゆとりがいいというお客様もいらっしゃいます。

好みはお客様ひとりひとりが持つ個性です。「流行りだから」とか「スーツってこういうものです」で括るのは個人的に好きではありません。

ぜひ自信をもって「好み」をぶつけてみてください。お客様オリジナルのスーツを作るお手伝いをすることがテーラーの使命ですから。

コロナの少し落ち着いてきて、結婚式に出席するためのスーツを仕立てるお客様が増えています。シルク混で光沢感のあるスーツや格子柄の生地が人気です。

ビジネスでも使いたい

そう要望されるお客様も当然いらっしゃいます。ただ、ビジネスでのスーツは「信頼を勝ち取るためのスーツ」であるべきです。ビジネスで使いにくい色柄の生地は避けるべきでしょう。

人は見た目・・なんてよく言われますが、仕事で成果を出しやすいスーツはたしかにあります。

しっかり目的に合わせたスーツ生地を選び、最大限の効果を得ましょう。

ダークネイビースーツが日本人と相性がいいと言われますが、それは肌の色が関係しています。

落ち着いた雰囲気でビジネスのみならず結婚式に出席しても大丈夫なカラーです。（パーティ時はポケットチーフを胸に挿すとGood!）

生地選びの際、ついつい明るい色へ・・派手な色柄へ・・なんてことはよくあります。スーツに仕上がると思っていたより明るかった！なんてこともあります。

初めてオーダースーツを作る際は、ダークネイビースーツがおすすめです。まずはどこへでも着ていけるスーツを持つ、一度作ると勝手がわかるため生地選びもしやすくなります。

事故を防ぐためにも、最初の一着はダークネイビースーツをご検討ください！

しばらく着丈の長さを気にされるお客様が多かったですが、近年はしっかりお尻が隠れる長さのジャケット丈が主流。一部ダブルジャケットはショート丈を希望される方もいます。

意外と袖の長さやズボン丈の長さを気にされるお客様は少ないように感じます。袖の長さはワイシャツの長さに連動してきますので、ワイシャツだけが異様に長い・・ってことにならないよう普段着用されてるワイシャツの袖丈をチャックしましょう。

ズボン丈は裾幅にも連動します。テーパードラインだと、くるぶしセンターもしくはくるぶし上、膝下ストレートだとくるぶし下が標準です。丈長めが好きな方だとくるぶし下+1～2ｃｍになります。（テーパードラインだともたつくのでおすすめしません。）

丈長めが好きな方は裾口20ｃｍ～22ｃｍ以上の膝下ストレートラインを採用しましょう。また、ウエスト位置の確認も重要です。